基礎公開 2026-08-22スワアビラボ編集部

スワップポイントの「3日分」は本当に3倍か — まとめ付与の日の金額を1日分と突き合わせる

スワップポイントがまとめて付く日の金額は、その前後の1日分に日数を掛けた額と一致するのか。当サイトが毎営業日記録している各社の公表値から、まとめ付与の日ごとに「前後の1日分 × 付与日数」を計算して突き合わせました。付与日数ごとの一致と差、前後の値が動いていて比べられない組がどれだけあるか、この数え方で言えないことまで。

スワップポイントが「3日分」としてまとめて付く日の金額は、多くの場合その前後の1日分の3倍でしたが、全部ではありませんでした。 当サイトが2026-08-19から2026-09-17まで各社の公表値を記録したデータで、 まとめ付与の日の金額を「前後の1日分 × 付与日数」と突き合わせたところ、 比べられた1129組のうち1024組(90.7%)がぴったり一致し、105組(9.3%)がずれました。 ずれた分の差は1万通貨あたり最大15円です。

「3日分」は本当に3倍だったのか

付与日数ごとに、比べられた組と、ぴったり一致した組の数です。 差は1万通貨あたりの金額で、公表値そのもの(1日あたりに直す前)で見ています。

付与日数比べられた組ぴったり一致一致した割合差の中央値差の最大
2日分1717100%0円0円
3日分73464988.4%0円15円
4日分35633694.4%0円8円
6日分2222100%0円0円

差の中央値がどの日数でも0円なのは、 ずれた組が少数派で、大多数は1円も違わずに一致しているためです。「日数で割れば1日分に戻る」という見方は、比べられた組の多くで成り立ちました。 成り立たなかったのが105組ある、というのがこの記事の中身です。

ぴったり合わなかった組は、何が起きているのか

当サイトのデータからは理由まで分けられません。 考えられるのは、会社がその週に金額の水準そのものを見直した場合です。 まとめ付与の日をまたいで水準が変わっていれば、前後の1日分から計算した金額とは合いません。 もう1つは、当サイトの取り込み側の誤りです。どちらであるかを確かめていないので、この記事では会社名を出しません。差の大きかった組は個別に調べる対象として記録してあります。

なぜ4割近くは比べられないのか

まとめ付与の日の金額が日数どおりかを確かめるには、 その前後にある「1日分の日」の金額が基準として要ります。 ところが前後の1日分の金額どうしが違っていると、 その日にいくらであるべきかが決まりません。

まとめ付与の観測3096組のうち、975組(31.5%)が これにあたりました。 さらに992組は、 この期間の中の前後に1日分の日が見つかりませんでした (期間の端にあたる日も、隣が期間の外にあるためここに入ります)。 合わせて1967組が比較の外です。

これは数え方の都合というより、読者にとっての結論のほうが大きいと思います。 「まとめ付与の日が高く見えても、前後の1日分と見比べれば分かる」という確かめ方は、31.5%の場面では 前後の値そのものが動いていて成立しません。 なぜ動いていたのか(会社が水準を見直したのか、別の理由か)までは、 当サイトのデータからは分かりません。

この数え方で言えないこと

  • 一致した割合の分母は「比べられた組」です。まとめ付与の観測3096組で割った数字ではありません。 期待値が決まらない組を分母に入れると、一致率の話ではなく 「比べられた割合」の話にすり替わります。
  • ずれた理由を分けていません。会社側の見直しなのか当サイトの取り込みなのかを確かめていないため、 会社名も、どの通貨ペアで起きたかも出していません。 記録のしかたと検証の手順は算出方法のページに書いています。
  • 合否の線を引いていません。「何円までなら正常」といった基準は当サイトにはありません。 差の分布をそのまま出しています。
  • 元のデータは配布しています。この記事の集計は、当サイトが公開している日々の記録から作っています。 同じ数え方を自分で確かめたい場合は配布データを使えます。 まとめ付与がいつ起きるかは付与日数カレンダーで見られます。
  • いつまとめ付与になるかは、この記事の主題ではありません。何曜日にどの通貨ペアでまとめ付与が起きるかはまとめ付与が起きる日の解説で、 付与日数が会社間でそろっているかは付与日数の会社間の一致で扱っています。
  • ここで見ているのは1つの会社の中の金額です。2つの会社で買いと売りを持ったときの差が、まとめて付く日と平日で違うのかはまとめて付く日と平日の比較で数えています。
  • 窓は約1か月です。2026-08-19から2026-09-17までの記録で、 この期間に起きたことしか映していません。
本記事は一般的な情報提供を目的としています。特定の取引の推奨・投資助言ではありません。 記事中のスワップポイント等の数値は、当サイトが自動で集めたデータ(基準日 2026-09-17)から、 ページを作り直すたびに入れ替えています。最新値は必ず各社公式サイトでご確認ください。
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よくある質問

スワップポイントの3日分は、本当に1日分の3倍ですか

多くはそうでしたが、全部ではありません。当サイトが2026-08-19から2026-09-17まで各社の公表値を記録したデータで、まとめて付与される日の金額を「その前後の1日分 × 付与日数」と突き合わせました。比べられた1129組のうち1024組(90.7%)はぴったり一致し、105組(9.3%)はずれました。ずれた分の差は1万通貨あたり最大15円です。会社が金額そのものを見直していた可能性があり、当サイトのデータでは理由まで分けられません。

なぜ全部の日を比べられないのですか

まとめて付与される日の金額が日数どおりかを確かめるには、その前後にある「1日分の日」の金額が基準として要ります。ところが前後の1日分の金額どうしが違っている場合、その日にいくらであるべきかが決まりません。実際、まとめ付与の観測3096組のうち975組がこれにあたり、さらに992組はこの期間の中の前後に1日分の日が見つかりませんでした(期間の端にあたる日も、隣が期間の外にあるためここに入ります)。合わせて1967組が比較の外です。

この数字はどのデータから出していますか

当サイトが毎営業日、各社の公表ページから記録しているスワップポイントの実測値です。期間は2026-08-19から2026-09-17で、この中に全社の公表がそろった最終日(2026-09-15)が含まれます。金額は1万通貨あたりに揃えており、円建てではない通貨ペアのうち為替の換算が要る20組(会社と通貨ペアの組み合わせ。その期間の全日が対象外になります)と、検証で疑いが付いた1行は数えていません。会社ごとの内訳は出していません。

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